ドライフードの与え方

今回は猫の食生活には欠かせないドライキャットフードの与え方を説明していきます。 ドライキャットフードは猫にとっての総合栄養食であり、基本的にはこれを食べていれば必要な栄養素を摂取することができます。

しかし、餌を与える際には、猫の年齢を考慮して与え方を変えていくことが必要です。 ここでは、猫のライフステージごとの違いと餌の与え方を説明します。

ライフステージごとのドライキャットフードの与え方

生後1カ月~

まず、猫は出生してから暫くの間は、ドライキャットフードを食べることはできません。 猫がドライキャットフードを食べられるようになるのは、大体、生後1カ月くらいからです。 ベビータイプの柔らかめなドライフードを少しずつ与えてあげましょう。

いきなり固形食に変えてしまうのではなく、徐々に切り替えてあげてください。 ウエットフードとドライフードを混ぜてあげたり、もしくはドライフードをふやかして食べやすい状態にしてから与えてあげましょう。 急に食生活を変えると、体調不良の原因になりやすいので、あくまで少しずつ移行させましょう。

生後4~7カ月

この時期になると、成長期を迎え幼猫から、子猫へと変わります。 乳歯だった歯も、すべて永久歯へと生え変わり、よく遊ぶようになります。 ベビータイプのドライキャットフードから、キトン(子猫)用のドライキャットフードに変更しましょう。

生後1年

生後一年ほどで、猫は成猫となります。 人間でいうと、大体17歳くらいです。

このくらいの年になったら、成猫用のドライフードを与えましょう。 食事の回数は一日に2回。朝夕決まった時間に適切な量の食事を与えましょう。

猫は餌を食べたり食べなかったりする時がありますが、これはムラ食いという猫の習性です。 食べるときは大量に食べますが、食べないときは臭いを嗅いだだけで一口も食べなかったりします。 これは健康的な猫の動作なので覚えておきましょう。

こういしたムラ食いを心配しすぎて、おやつや缶詰を与えてしまうと肥満の原因になります。

6~7歳

6~7歳くらいで猫は高齢期に差し掛かります。人間でいうと40代半ば。 白髪が増え始め、肥満になりやすくなります。

また、体内の臓器の機能も衰え始めているため、食生活からの病気にかかりやすくなります。 この時期には、老猫用のシニアドライフードを与えましょう。

また、老化のサインが見えはじめ、運動量が少なくなりますが、食欲はまだ旺盛な場合が多いです。 低カロリー設計の高齢猫用フードを体調に応じて、1日に1~4回くらいに分けて与えましょう。

10歳~

10歳を超えると、猫は老猫となります。 寝る時間が段々と増えて、一日中寝ていたりします。 さらに、歯が抜け始め、素早い運動ができなくなります。

この時期には、食事の量も減りますが、健康でいるためには、しっかりと食べることが必要です。 少量でもしっかりと栄養とカロリーを摂取できる老齢期用フードを選んであげましょう。

ドライキャットフードを与える際の注意点

ドライキャットフードを与える場合は、必ず水を同時に与えるようにしましょう。 水分含有量が極めて少ないドライキャットフードのみを与えていると、泌尿器系の疾患や腎臓病などの病気のリスクが高まります。 餌場には必ず水を置いておきましょう。

まとめ

猫のライフステージによって必要なカロリーの量や、摂取方法は変わっていきます。 ドライキャットフードは、年齢ごとに適切な種類のものを猫に与えましょう。

また、今回ご説明したのはあくまで基本的なドライキャットフードの与え方なので、猫の体質や体調によってはこれを変えて、適切な餌を与えてください。